UTMパラメータの意味と付け方

UTMパラメータの具体的な設定方法をご説明します。

例えば、以下のようなURLを配信更新のジャンプ先として設定したとしましょう。このようなURLのことをカスタムURLといいます。
( レイアウトの関係で途中改行が改行していますが、実際は最後まで一行で記述してください。)

https://ga4-report.com?
utm_source=google&
utm_medium=gdn&
utm_campaign=winter_sale2022&
utm_id=koukoku_id&
utm_term=A_group&
utm_content=bannerA

  1. utm_source リンク元
  2. utm_medium リンク元の媒体名(広告種別など)
  3. utm_campaign 該当キャンページ
  4. utm_id 広告用ID
  5. utm_term 検索語
  6. utm_content 広告コンテンツ名

となります。

それぞれ解説します。

【大前提】
・指定するパラメータは、半角英数字と _ (アンダバー)しか使えません。
・パラメータ間は & (アンド)でつなぎます。
・順番は決まっておらず、全部指定する必要もありませんが、常識的には utm_sourceとutm_mediumは必ず指定しないと計測のデータの意味がないと思われます。

1.utm_source
 Google、Yahoo!、namecard、任意のサイトなどリンク元を指定します。

2.utm_medium
 広告の種類。例えば。GDN(Googleディスプレイ広告)、YDN、CPC(キーワード広告)、QRなどです。Google広告管理画面で言えば「広告タイプ」と連動がオススメ

3.utm_campaign
 広告のキャンペーン名を付けます。Google広告管理画面で言えば「キャンペーン」名と揃えると分かりやすいです。

4.utm_id
 UTMパラメータをひとまとめにしてGoogleAnalytics設定画面へのインポートやエクスポートをしたいときに付与する一意のIDです。もしくは長すぎるカスタムURLを短くすることが出来ます。ただし、utm_idからその他のパラメータを照会する機会をどこかで持つ必要があります。任意設定です。
▶utm_idの詳細(Google公式)

5.utm_term
 クリックした検索キーワードです。一般的には広告では、複数のキーワード(数百個もありえますの)が設定されており、一つ一つを区別するのは大変ですし、リスティング側の管理画面の入札状況から詳細は分かりますので、キーワードのグループのようなイメージで設定します。リスティング側管理画面の情報の方がこちらの計測より勝ると考えられ、最も任意性が高い設定項目です。

6.utm_content
 同じキャンペーンでも複数の広告を配信すると思いますが、その広告の内容=コンテンツを区別するものです。Google広告内の「広告」に当たる部分です。
bannerAとかbannerB、contentAなどと分かるように付けます。

以上のようにUTMパラメータを設定することが出来ます。
現場では、同時に様々な広告を配信するケースがあると思いますので、一度広告毎に一覧を作って計測時に分かりやすい状況にすることをオススメします。

弊社のレポートではこれらのUTMパラメータを自動で集計するレポートも付いています。

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